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山梨のぶどう・シャインマスカットが選ばれる理由
山梨県は、ぶどう生産量日本一! 世界農業遺産に認定(令和4年7月) された地域からお届けします。
JAフルーツ山梨管内は、ぶどう栽培に適した風土にあって、生産技術を高め合いながら育んだ「おいしさ」体験がここに。ぶどうの1粒1粒に栄養が行き渡るよう凝らされた工夫。味・食感・見栄えすべてがハイクオリティな、プレミアムな逸品をご賞味ください
FEATURE
01
日本最古のぶどう産地
西アジア原産のぶどうは、仏教とともにシルクロードを経て、奈良時代の高僧・行基によって甲斐国勝沼(山梨県甲州市)へ伝来したと言われています。
水はけと日当たりの良い傾斜地で、昼夜の寒暖差が大きく雨が少ない峡東地域(甲州市・山梨市・笛吹市)に根付いたぶどうづくりは、1,300年にわたり脈々と受け継がれてきました。

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02
おいしさへのこだわり
峡東地域のぶどうは、古くは江戸幕府への献上品として重宝され、現在も市場で高い評価を得ています。
その裏には、何百、何千房と実るぶどうのひとつひとつに向き合い、手間を惜しまない生産者の想いと技術があります。
特に神経を使う作業が、房の形や粒の数を整える摘粒です。
すべての粒に養分がいきわたり、成熟したときに美しい円柱形になるよう、ひと房ずつハサミを入れていきます。

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03
品質を守る選果システム
JAフルーツ山梨では、生産者が出荷するぶどうを厳格な基準で選別する共同選果方式をとっています。あえて房の大きさをコンパクトに収め、1粒1粒が濃厚な味わいになるようにしています。
収穫・袋詰めの際は「ブルーム」と呼ばれる果皮の天然のワックスがとれないよう、細心の注意を払って扱いつつ、共選所では、色や糖度、重さ、傷みがないかなどをひと房ずつ検査しランク分けしています。

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山梨のぶどうのFAQ
山梨で有名なぶどうの品種は何ですか?
山梨は日本一のぶどう産地で、伝統品種から新品種まで幅広く楽しめます。
小粒で甘く食べやすい「デラウェア」、濃厚な甘みで“ぶどうの王様”と称される「巨峰」、皮ごと食べられて人気急上昇中の「シャインマスカット」、大粒で爽やかな香りの「ピオーネ」などが代表的です。
さらに、山梨独自の品種として赤系でマスカット香が高い「甲斐路」、日本最古といわれる伝統品種「甲州」は生食だけでなくワインにも使われています。
近年は「サンシャインレッド」「甲斐キング」「クイーンニーナ」といった新品種も注目されており、栽培面積はまだ限られるものの、直売所やぶどう狩りで出会える機会が増えています。
収穫期はおおむね7月から10月までで、品種ごとにリレーのように旬が続くのも山梨の魅力。観光農園でのぶどう狩りや直売所、オンライン購入を通して、伝統と新しさの両方を味わえるのが山梨ぶどうの大きな楽しみです。
なぜ山梨はぶどうが有名ですか?
山梨県は「ぶどう王国」と呼ばれ、栽培面積・生産量ともに日本一を誇り、全国シェアは約4分の1に達します。甲府盆地を中心に、年間日照時間が国内最長クラスで糖度が上がりやすく、昼夜の寒暖差によって果実に甘みが蓄えられます。さらに水はけの良い扇状地や砂礫質の土壌が病害を抑え、品質の高いぶどうを育みます。
栽培される品種は幅広く、伝統的な「甲州ぶどう」、濃厚な甘みの「巨峰」、人気急上昇中の「シャインマスカット」などが代表格。近年は「クイーンニーナ」や「サンシャインレッド」など新品種も増え、多彩な味わいを楽しめます。
歴史的にも、奈良時代に伝来したとされる甲州ぶどうは日本最古の品種といわれ、江戸時代には甲州街道を通じて幕府に献上されました。明治以降は果樹園化が進み、ワイン産業とも結びついて発展。現在は灌漑や病害防除、種なし栽培など最新技術も導入され、伝統と革新の両面から日本を代表する産地となっています。
シャインマスカットのおすすめの食べ方はありますか?
シャインマスカットは皮ごと食べられるのが最大の魅力で、そのまま軽く冷やして房の下から順に味わうと、糖度の変化も楽しめます。
冷凍すればシャーベット感覚で夏にぴったり、スムージーにもアレンジ可能です。見た目も華やかなフルーツサンドや、トマトやチーズと合わせたサラダは爽やかな仕上がりに。さらにケーキやヨーグルトのトッピング、チーズとの組み合わせでワインのおつまみにも最適です。用途や好みに応じて、多彩なアレンジが楽しめます。
