サンシャインレッドは、山梨県が歳月をかけて独自に開発し、2023年に名前が決定したばかりの超大型の新品種(正式な品種名:甲斐ベリー7)です。シャインマスカットの血を引く「皮ごと食べられる赤系ぶどう」として、現在全国から熱い視線を集めています。
■ 主な特徴と味わい
・シャインマスカット譲りの芳醇な「マスカット香」
これまでの赤系ぶどうには少なかった、華やかで強い「マスカット香」を持っているのが最大の特徴です。口に入れると、シャインマスカットに似た高貴な香りが鼻に抜けます。
・皮ごとパリッと食べられる手軽さ
クイーンニーナは皮をむいて食べるのが基本ですが、サンシャインレッドはシャインマスカットと同様に「種なし・皮ごと」食べられます。皮が非常に薄く、サクサク・パリッとした軽快な食感が楽しめます。
・際立つ高糖度と美しい赤色
糖度は20度前後とシャインマスカットと同等かそれ以上に高くなることもあり、酸味が少ないため強い甘みを感じます。ルビーのような美しい外観も魅力で、その赤く美しい見た目から「赤い宝石」とも言われています。
■ 誕生の背景
山梨県果樹試験場が、「シャインマスカット(緑)」と「サニードルチェ(赤)」を交配して育成しました。2022年に「甲斐ベリー7」として品種登録され、その後、一般公募の中から「太陽の光を浴びて赤く色づく様子」から「サンシャインレッド」という商標名が選ばれ、2023年8月に発表されました。本格的な流通が始まったばかりの、非常に新しく希少な品種です。
■ 山梨県の期待と、高度な栽培管理
山梨県は日本一のぶどう産地ですが、シャインマスカット(緑)やピオーネ(黒)に並ぶ、看板となる「赤系ぶどう」の確立が長年の課題でした。サンシャインレッドは、まさにその「赤のトップブランド」を担う存在として期待されています。
赤系ぶどうであるサンシャインレッドも、クイーンニーナ同様に「美しい赤色に着色させること」が栽培上の大きなハードルとなります。きれいな赤色に仕上げるためには光の調節が重要になります。日光が適切に入るように枝を整理し、収穫前には傘を残して袋を外し、地面には白いシートを敷きます。
「マスカット香があり、皮ごと食べられて、かつ鮮やかに色づいたサンシャインレッド」を消費者に届けるためには、山梨県の生産者たちがこれまで培ってきた日照管理や温度管理などの高度な職人技が不可欠です。
※希少品種ですので、商品の入荷は不定期となっています。お届け日のご指定はお受けできませんのでご了承ください。