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【桃の食べ頃】見極めポイント&追熟方法

【桃の食べ頃】見極めポイント&追熟方法

夏の味覚の代表格といえる果物、桃。せっかくなら、最も美味しい食べ頃のタイミングで味わいたいですよね。今回は、そんな桃の食べ頃を簡単に見分ける方法や、美味しく食べるポイントについて紹介していきます!

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桃を美味しく食べるには

傷みやすいという理由から冷蔵庫に保存しがちな桃ですが、実は冷蔵保存には向いていません!桃は冷やしすぎると甘さを感じにくくなってしまうため、風通しの良い場所で常温保存するのがおすすめです◎また食べる1〜2時間前から冷蔵庫に入れておくと適度に冷え、果肉が引き締まってより美味しくなりますよ。


しかし常温保存だと、桃は2~3日程度しか日持ちしません。この期間で食べきるのが難しい場合は、冷蔵保存しましょう。桃を冷蔵保存する際は、ラップでしっかりと包むか、少し空気を含ませたビニール袋に入れ、必ず野菜室で保管してください。この方法で、約1週間程度は日持ちさせられますが、庫内の冷気によって食味は損なわれやすため、できる限り早めに食べきりましょう。


桃の選び方も大切

桃の美味しさを存分に楽しむなら、店頭での選び方も大切です。ずらりと並んだたくさんの桃の中から美味しい桃を選ぶには、どんなところに注目すれば良いのか、詳しく見ていきましょう!

  • ピンク色の桃より、濃い紅色に色づいたもの
  • 形が左右対称で丸みがあり、ずっしりと重いもの
  • 果皮に白いそばかすのような斑点(果点)があるもの
  • 全体的に産毛が生えており、袋や箱越しに甘い香りを感じられるもの

店頭で美味しい桃を選ぶには、桃の色や形、重さや香りに注目しましょう!また果皮についている果点は、糖度が高い桃の証。一見、見栄えが悪く感じるかもしれませんが、美味しい桃を選ぶうえで重要なポイントです。また産毛も、どうせ落としてしまうのだからとあまり生えていないものを選びがちですが、しっかりと生えている方が、丈夫で元気に育った桃の可能性が高いですよ。

2024年の桃人気ランキング

※2024年4~8月までのデータ

桃の食べ頃のサイン

ここからは、桃の食べ頃サインについて紹介します。よく熟して食べ頃を迎えた桃には、どんな特徴が表れるのでしょうか?桃はあまり日持ちしない果物なので、この食べ頃サインを見逃すとすぐに味や食感が劣化してしまいます。絶対に見逃したくない、桃の食べ頃サインとはどのようなものなのか具体的に見ていきましょう!

桃は熟すごとに果皮の色が濃く鮮やかになり、青みや白っぽさが消えていきます。食べ頃を迎えた桃は、全体が鮮やかな紅色に染まり、お尻の部分は緑がかってなく、キレイなクリーム色をしています。このような色味をした桃は完熟している可能性が高いため、まずは1つ食べて甘みや柔らかさを確かめてみましょう◎

硬さ

桃は、お尻からヘタにかけて順番に熟していきます。そのため桃が十分に熟しているかどうか確かめるには、最後に熟すヘタ周りの柔らかさを確認するのがおすすめです。ヘタ周りの果肉を手で軽く押してみて、柔らかければ食べ頃のサイン◎まだ硬ければ、そこからさらに2〜3日様子をみてください。桃はデリケートな果物なので、強く押してしまうとそこが黒ずみ、傷み始めてしまうので優しく扱うようにしましょう。

香り

桃は完熟すると、甘い香りを強く放つようになります。鼻を近づけないと香りを感じないうちは、未熟な状態です。香りが弱い桃は、常温保存で様子をみてください。また強い香りがしはじめると数日で傷んでしまうので、保管場所から桃の甘い香りが漂ってきたら、できるだけ早く食べきりましょう。

追熟が必要な場合もある

市場に出回る桃は搬送中に傷つかないよう、まだ硬いうちに出荷されます。そのため店頭に並んでいる桃は、完熟直前のものが多いといわれています。もちろん完熟の状態で売られている桃もあるので、先ほどの食べ頃ポイントを参考に、追熟が必要かどうか判断してくださいね。

追熟方法

桃の追熟はとっても簡単なのでお試しください。桃を1つずつ新聞紙にふんわりと包み、常温で置いておくだけ。環境によってはすぐに完熟する場合もあるので、気づいたら熟し過ぎて傷んでしまった!なんてことにならないよう、毎日こまめにチェックしましょう。

食べきれない時は冷凍もおすすめ

完熟してからすぐに食べきれない場合、冷凍するのもおすすめです。やり方は、桃の皮と種を取り除き食べやすい大きさにカットし、保存袋に平らになるように入れて冷凍庫で保管するだけ◎冷凍保存すれば約1カ月程度日持ちさせることができ、半解凍にしてシャーベットのような味わいを楽しんだり、アイスドリンクに氷代わりに使ったりと色々活用できますよ。

また冷凍保存以外には、ジャムやコンポートに加工して日持ちさせる方法もあります。種を取り除いてカットした桃を、砂糖と一緒に煮込むだけの簡単調理で手軽に作れますし、瓶詰めにすれば冷蔵庫で2~3カ月程度は保存できますよ。

特徴が異なる桃の品種

桃には、固い品種と柔らかい品種が存在し、それぞれ食べ頃を見極めるポイントが少し異なります。ここでは、固い桃と柔らかい桃の特徴や食べ頃の見分け方について見ていきましょう!

固い桃

固い桃は完熟しても果肉が柔らかくならず、必ずしも柔らかくないからといって完熟していないと判断することはできません。そのため先ほど紹介した食べ頃サインの中でも、色や香りの強さに注目して食べ頃を見極める必要があります。

固い桃は、シャキッとした独特の歯ごたえとジューシーさがあり、食感を楽しみたい人や食べ応えが欲しい人におすすめです!代表品種には、あかつきや川中島白桃があり、どちらも甘みが上品で果汁をたっぷりと含んでいます。また固い桃は果肉が引き締まっている分、柔らかい桃に比べ日持ちしやすいのも魅力です◎

柔らかい桃

柔らかい品種の桃は基本的に完熟=柔らかいのイメージで問題ありません。ただし柔らかい桃は固い桃よりデリケートで完熟後の劣化が早いため、食べ頃サインが出ていたらできる限り早めに食べきることが大切です。

柔らかい桃は、桃特有の芳醇な香りや舌の上でとろけるような食感を楽しみたい人におすすめ◎中でも人気なのは、日川白鳳やみかさ白鳳などの「白鳳系」と呼ばれる品種。白鳳系の品種は桃の中でも糖度が高く、頬張ると甘い果汁が口いっぱいに広がりますよ。

桃の1番美味しく食べられる瞬間を見逃さないで!

果物にはそれぞれ最も美味しい状態で食べられる”食べ頃”があり、見分けられるようになると美味しさを最大限に引き出すことができます。店頭に並んでいる桃は完熟前に収穫されていることが多いため、購入後まだ未熟だと感じる場合は、ぜひ食べ頃になるまで追熟してから食べてみてください。

桃の季節には今回紹介したポイントを参考に、食べ頃を迎えた”1番美味しい桃”を存分に味わってくださいね♪

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