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桃って何種類あるの?おすすめの品種は?自分の好みに合わせて選ぶコツ!

桃って何種類あるの?おすすめの品種は?自分の好みに合わせて選ぶコツ!

スーパーで数種類の桃が並べられていたとき、みなさんはどんな基準で選びますか?価格や見た目などの判断基準はありますが、品種ごとの特徴を知っておくと、自分の好みの桃が選べるようになります。そこで今回は桃の人気品種と、それぞれの特徴や魅力について紹介していきます!


桃の品種は全部で65種類!?

桃の品種は全部で何種類くらいあるかご存じですか?その数なんと65種類といわれています。生産量や知名度は品種によって大きく異なり、スーパーや青果店で売られているメジャーなものもあれば、お取り寄せや直売所でしか購入できないものも存在します。

白桃

名前の通り、白桃は果皮や果肉が白っぽい色をしています。その理由は、熟す前に桃を1つ1つ果実袋に入れて育てる「袋がけ栽培」を行っているからです。袋がけ栽培は品質管理が難しく、手間も技術も要するため、白桃は高級品として市場に並びます。丁寧に育てられた分、上品な甘さを堪能できます。

黄桃

黄桃は、果皮も果実も黄色い桃のことです。一般的に「おうとう」と呼ばれていますが正式には「きもも」です。その理由は、おうとうと言えば「桜桃」、さくらんぼを指す呼び名なので、間違いを避けるために「きもも」と呼んでいるそうです。白桃との大きな違いは、果肉の硬さです。完熟しても程よい硬さを保っているため、缶詰などの加工に適しています。

白鳳

桃の中ではあまり聞き慣れない品種の「白鳳(はくほう)」はみずみずしくて柔らかく、果汁が多い特徴を持つ品種です。酸味が少ないので、とても濃厚な味わいを楽しめます。白桃と同様、白鳳も人気の品種です。

食感別のおすすめ品種

桃は、品種ごとに味わいや食感がそれぞれ異なり、違った美味しさを楽しむことができます。桃好きな人の中にも、「固い派」「柔らかい派」などの好みがあるはずです。ここでは固い桃、柔らかい桃それぞれの代表品種と、その特徴について詳しく見ていきましょう!

固い桃が好きな人向き

固い桃は、白桃系や黄桃系の品種に多く、さくっとした独特の歯ごたえとジューシーな甘みが楽しめます。固い桃の代表品種には、以下のようなものがあります。

川中島白桃

桃の王様とも呼ばれ実が大きく、1玉250〜300gほどの重さがあります。収穫が遅い晩生種の代表となる品種で、旬は8月中旬~9月上旬です。実が硬く、桃の中でも長く保存ができます。大きさのインパクトもあり、贈答用としてもおすすめの品種です。

あかつき

白桃と白鳳を交配して育成された品種のあかつきは、7月中旬から8月末に旬を迎えます。市場で多く出回る品種なので、手に入りやすい桃です。糖度が12〜14%と甘く、程よい食感が楽しめます。

浅間白桃

浅間白桃は、300g前後の大玉でカリッとした食感が味わえます。見た目・食感・甘さの三拍子が揃った優秀な品種で、旬は7月下旬〜8月上旬です。収穫したての時の硬めの状態でも十分な甘さがあるので硬い桃をお探しの方におすすめの桃です。

なつっこ

川中島白桃とあかつきを掛け合わせて作られた品種で、300〜350gの大玉です。肉質は緻密で締まりがあり、日持ちする桃です。旬は8月上旬〜8月下旬。しっかりとした食感と上品な甘さが特徴です。

黄金桃

1玉300g前後と大きめで、食感はやや硬めです。果肉は黄色く、ジューシーで濃厚な味わいがあります。無袋栽培だと、黄色い果皮が紅褐色になるのが特徴で旬は8月末~9月上旬と、やや遅めです。

柔らかい桃が好きな人向き

柔らかい桃は、舌の上でとろけるような食感と滴り落ちるほどたっぷりな果汁が楽しめ、「これぞ桃!」といえる味わいです。柔らかい桃には白鳳系の品種が多く、中でも代表的なのは以下のような品種です。

日川白鳳

白鳳系らしい滴るような果汁の多さと、果肉の柔らかさが特徴の品種です。桃の甘さを口いっぱいに楽しめる贅沢な味わいが、7月上旬〜7月中旬頃に旬を迎える桃の中でも人気が高いです。

たまき

果肉は白く果汁たっぷり、ジューシーな品種です。糖度は12%前後で1玉300gほどの大きめの桃です。「たまき」と呼ばれていますが、正式名称は「ピンキッシュタマキジェー」と独特な名前が面白い品種です。

まさひめ

まさひめは世界一甘い桃としてギネス登録された品種です。甘味が非常に強く、糖度は12%以上になります。旬は7月下旬~8月上旬ごろ。重さは220gと小ぶりで、果実は乳白色です。日持ちが良く贈答品としてもおすすめです。

それぞれの保存方法

固い桃

固い桃は柔らかい桃に比べると日持ちしますが、常温保存しておくと2〜3日で柔らかくなってくるので早めに食べ切りましょう。1〜2日で食べ切れる量であれば常温保存し、食べる数時間前に冷蔵庫で冷やすと美味しく食べられます。 箱買いした時など量が多い時には以下の方法で保存してみてください。


①桃を一つ一つ新聞紙で包む

②その上からポリ袋で覆う

③冷気が直接当たらない場所で常温保存


桃は冷気や乾燥が苦手なので、冷蔵庫内やエアコンの風が当たる場所などで長期保存するのは避けましょう。

柔らかい桃

まだ完熟していなくて硬い場合、常温保存で2〜3日、様子を見ながら完熟させます。柔らかくなったら1つずつ空気が入らないようにラップで巻き、冷蔵庫で保存します。長期保存したい場合は冷凍保存がおすすめです。

品種によって味わいや食感、保存方法まで違う!

桃の中でも品種によって、固さや甘さ、みずみずしさに違いがあることがお分かりいただけたでしょうか?

桃を購入する際は、こちらの記事を参考に品種を選んでください!桃の1品種の旬はとても短いので、美味しい期間が限られます。旬の時期を事前にチェックして、自分好みの桃をお楽しみください。

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