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皮ごと食べられるぶどうは?皮は栄養満点?!

皮ごと食べられるぶどうは?皮は栄養満点?!

スーパーやネットで販売されているぶどうに、「皮ごと食べられます」「種無し」などの表記されているのを目にしたことありますか?ぶどうは皮を剥き、種を出すイメージがありましたが、品種ごとに特徴を持つぶどうが誕生し、バリエーションが増えてきています。

今回は皮ごと食べられるぶどうについて徹底解説していきます。

どうして皮ごと食べられるぶどうができたの?

皮ごと食べられるぶどうが開発された理由は、生産者と消費者の需要のマッチングでした。ぶどうは生産過程において機械化が難しい果物です。また、栽培にも手間がかかるので年々ぶどうの生産量や生産者の数は減少傾向にありました。

その一方で、消費者側はぶどうの購買にかける金額が多くなっていました。そこで生産量を増やすことが難しければ、高価でも買いたいと思ってもらえるようなぶどうを作ればいいのでは?と考ました。試行錯誤し、誕生したのが「皮ごと食べられるぶどう」です。

ぶどうを皮ごと食べるメリットは?


生のぶどう、可食部100gあたりの栄養素を”皮あり”と”皮なし”で比較し、差があった成分を4つ挙げてみました。カロリーが高くなる分、他の栄養素も多く取り入れることができそうです。


栄養成分 皮なし 皮あり
エネルギー 58kcal 69kcal
食物繊維 0.5g 0.9g
カリウム 130mg 220mg
葉酸 4μg 19μg

ぶどうの栄養素について詳しくはこちらの記事をご覧ください。

嬉しい効果

ぶどうの皮にはアンチエイジングや眼精疲労、がん抑制、認知症予防、脂肪燃焼などに効果がある栄養素がたくさん含まれています。


  • ポリフェノール
  • アントシアニン
  • レスベラトロール
  • タンニン
  • カテキン  etc…

そしてもう1つのメリットはゴミが出ないこと。手間なく気軽に食べられる上にエコなのは嬉しいですよね♪

気になる安全性

皮ごと食べるにあたって、農薬が気になる人もいるのではないでしょうか?結論からいうと皮ごと食べても問題ありません!その理由として、日本で使用できる農薬には厳しい基準が設けられているので、皮ごと食べたからといって体に害はありません。食べる直前に軽く水で洗って皮ごと食べちゃいましょう!

白い粉は果粉

よく間違えられるのが、果皮に付着している白い粉。これはブルームとも呼ばれており、農薬ではなくぶどう自体が出しているものです。このブルームには病気を防いだり、乾燥から守ってくれる働きがあるので、果皮に白い粉がついているぶどうを見つけたらぜひ購入してください!白い粉が付着しているぶどうは、新鮮な証拠です。

食べ過ぎには注意しましょう!

皮を食べるメリットもたくさんありますが、過剰摂取は消化不良を引き起こします。下痢や内臓機能が低下する恐れがあるので、食べすぎにはご注意ください。どうしても皮ごとたくさん食べたいときは、ミキサーなどで攪拌し、スムージーやジュースとして飲むとリスクを軽減できます。

皮ごと活用できるレシピについてはこちらの記事をご覧ください。

【国産】種無し&皮ごと食べられるぶどう

種もなく、皮ごと食べられる人気の品種を紹介します。

シャインマスカット

言わずと知れた種無し&皮ごと食べられるぶどう、シャインマスカット。薄い皮のパリパリとした食感が楽しく、フルーティーな香りが特徴の品種です。

ナガノパープル

皮ごと食べられるぶどうの中でもかなりの大粒。黒い果皮にはポリフェノールが豊富に含まれています。しっかりとした甘さと程よい酸味が良いバランスです。

クイーンニーナ

果皮が鮮やかな赤色に色づくのが特徴のクイーンニーナ。甘味が強くて大粒、実が引き締まっていてプリプリとした食感が楽しめます。

瀬戸ジャイアンツ

シャキシャキとした食感と爽やかな甘さが特徴の品種です。果皮は緑色で、桃のように粒に割れ目があることから「桃太郎ぶどう」とも呼ばれています。

サニードルチェ

出回る時期が短いのでレア度の高い品種。青リンゴのような爽やかな香りとしつこさのない甘さで、いくらでも食べれてしまいます。

紅バラード

シャリシャリとした食感が特徴の紅バラード。希少品種と言われていて、酸味がほとんどなく、甘さをしっかりと感じられるぶどうです。



ぶどうの品種について詳しくはこちらの記事をご覧ください。

皮ごと食べられるぶどうは美味しくて栄養満点!

皮ごと食べられるぶどうは安心安全!手軽で美味しいだけではなく、エコにもなるなんてなんだかお得な気持ちになりますよね。生産者さんの努力の詰まった皮ごと食べられるぶどうを食べて、栄養をたっぷり補給しましょう!

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