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【柿の種類】人気の品種一覧|それぞれ旬と特徴

【柿の種類】人気の品種一覧|それぞれ旬と特徴

柿にはビタミンCやβカロテン、カリウムやタンニンなど健康に効果的な栄養素に詰まった果物です。旬の時期は晩秋〜初冬にかけて。市場に出回るのは9月〜12月頃で、冬を知らせる果物としても知られています。

有名な品種をたくさん紹介!

柿の種類は全部でなんと1000種類以上も存在し、その中で大きく分けると完全甘柿・不完全甘柿・完全渋柿の3種類に分けられます。今回はその3種類の中でも有名な品種をいくつか紹介していきます。


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</a>				</div><h3 class=完全甘柿

富有柿

主産地:奈良県

時期:10月下旬〜12月中旬

重さ:250〜300g

糖度:16%

国内で最も有名な柿と言えば、富有柿ではないでしょうか。国内での生産量も一番多く、やわらかい果肉とジューシーさが特徴の品種です。皮はツルっとしていて、上から見ると円形に丸みがあります。甘い柿で迷った時には富有柿を選べば間違いないでしょう。

次郎柿

主産地:愛知県

時期:10月下旬〜12月初旬

重さ:250〜300g

糖度:16%

富有柿に並ぶ甘柿の代表的な品種の次郎柿。富有柿と比べ噛みごたえがあり、果肉の色はやや薄めです。糖度は富有柿と同じくらいで、種が少なく食べやすいのが特徴です。形はゴツゴツしていて、上から見ると四角形の形をしています。また、新品種の掛け合わせにも良く使われています。

花御所柿

主産地:鳥取県

時期:11月下旬〜12月下旬

重さ:200〜250g

糖度:20度

花御所柿は鳥取県の特産品でもあり、溶ろけるように滑らかな食感と17〜20%の甘さが魅力で贈呈用としても人気のある品種です。そして縦半分にカットするとハートの形になるのが特徴で、収穫時期は少々遅めになります。

愛秋豊柿

主産地:愛知県

時期:10月下旬〜11月下旬

重さ:500g前後

糖度:14度

愛知県で誕生した愛秋豊。出荷量が少なくレアな品種のため市場に出回ることはほとんどありません。超高級品種としても知られており、次郎柿の子種でありながらも次郎柿の1.5倍以上も大きく、鮮やかなオレンジ色が印象的です。糖度は14%と控えめですが、熟した果肉はジューシーで上品な味わいが魅力的な甘柿です。

輝太郎柿

主産地:鳥取県

時期:10月初旬

重さ:300g前後

糖度:17度

輝太郎は種がほとんどないので種無し柿としても販売されています。大ぶりで糖度高く、果肉が柔らかいので贈答用としてもおすすめです。新しい品種のため、未だ鳥取県のみで栽培されているようですが、一度は食べてほしい魅力たっぷりの甘柿です。

不完全甘柿

西村早生柿

主産地:福岡県

時期:9月下旬〜10月上旬

重さ:250g

糖度:15%

不完全甘柿の中で最も知名度の高い西村早生柿。甘柿として成熟すると果肉が茶色がかかり、ゴマのような斑点が出てきます。富有柿ほどの甘さは感じられないものの、さっぱりとした甘みが魅力的な品種です。

禅師丸柿

主産地:神奈川県

時期:10月中旬〜11月下旬

重さ:100〜130g

糖度:16%

禅寺丸柿は甘柿種の最古の柿と言われていて、国の登録記念物にも指定されている品種です。形はボールのように丸く、熟すと果実のお尻に渦巻のような紋様がで切るのが特徴です。糖度は控えめですが、噛みごたえがあり美味しいです。江戸の頃には「柿の王様」と呼ばれ、明治天皇にも献上されたことがあるほど、柿の歴史に欠かせない重要な品種です。

筆柿

主産地:愛知県

時期:9月下旬〜10月下旬

重さ:100g

糖度:7.35%

名前のとおり、筆先のような形が印象的な筆柿は愛知県額田郡幸田町の特産品として有名な甘柿種です。しかし、1本の木に甘柿、渋柿が両方実るため、光センサーや人の目で甘柿を選別する必要があります。味はコクがあり、濃厚

完全渋柿

蜂屋柿

主産地:福島県

時期:11月初旬〜12月中旬

重さ:170〜200g前後

糖度:18度

平安時代から親しまれる蜂屋柿は、源頼朝や豊臣秀吉にも献上されたことがあるとも言われています。岐阜県の蜂屋町で発見されたことからこの名前がつけられましたが、現在は福島県での収穫が多いようです。また、山梨県では「甲州百目」と呼ばれ、名産品のころ柿に使用されています。

紀の川柿

主産地:和歌山県

時期:10月下旬〜11月下旬

重さ:190〜220g

糖度:16%

紀の川柿は平核無柿の一種であり、和歌山県の特産品として有名です。通常の渋柿は収穫されてから渋抜きを行いますが、紀の川柿は実が枝になっている時に渋抜きをするため収穫までに時間はかかりますが、生食で食べられる渋柿です。果実は黒く、黒糖のような甘さが特徴的です。

愛宕柿

主産地:愛媛県

時期:11月中旬〜12月中旬

重さ:300〜350g

糖度:14〜16%

鐘のような形をしていて小ぶりな愛宕柿は、古くから干し柿用として用いられてきました。現在は渋抜きの技術も発展し、生食用として楽しめる愛宕柿も販売されています。他の品種に比べ糖度は控えめなので、甘ったるさが苦手な方にオススメです。また、収穫時期も遅いため、冬柿としても親しまれています。

西条柿

主産地:島根県

時期:10月中旬〜11月初旬

重さ:150g

糖度:18%

糖度が非常に高い西条柿は贈呈用としてとても人気があり、パプリカのような珍しい見た目をしています。完熟させた西条柿は”づくし柿”と呼ばれ、天然のジュレのようにトロっとしていて、その美味しさは絶品です。

鶴の子柿

主産地:京都

時期:11月初旬〜12月下旬

重さ:50g

糖度:〜

茶受けやおせち料理として用いられる干し柿、古老柿に使用される京都特産の渋柿です。1個50gと小さく、生食用としては可食部が少なすぎるため、収穫のほとんどが干し柿に加工されます。上品な甘さが特徴で高級干し柿として贈答用としても有名です。


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</a>				</div><h2 class=甘柿と渋柿の違い

甘柿と渋柿にはそれぞれ含まれているタンニンの性質が異なるので、渋みの感じ方に違いがあります。甘柿に含まれるタンニンは不溶性なので、口の中に入れた時に唾液に溶けないので苦味を感じません。一方渋柿は水溶性なので、唾液に溶けて苦味を感じます。「渋抜き」と呼ばれる作業がありますが、正確にはタンニン(渋)を抜くのではなく、性質を変える作業にという事になります。

甘柿と渋柿の上手な使い分け

柿はそのまま楽しむのはもちろん、甘柿や渋柿、硬い柿や熟し過ぎた柿など品種や状態によって使い分けすると上手に美味しく食べ切れることができます。そのまま凍らせてシャーベットにしたり、サラダや酢の物に加えたり、スイーツとしても活用できるので、どんな柿でも大活躍すること間違いなしですよ!


色んな柿を食べ比べて上手に使い分けしてみよう!

柿には、ここで紹介した以外にも魅力的な品種がたくさん存在します。生食用や加工用、甘さや食感の違いを食べ比べてみるのも良いですね。さらに柿は料理やスイーツにも活用できるので、それぞれの特徴を活かした使い分けができると、楽しみの幅も広がりますよ!

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