白桃の品種おすすめ11選!旬の時期や特徴、好みに合う選び方を紹介

白桃の品種おすすめ11選!旬の時期や特徴、好みに合う選び方を紹介

目次

ジューシーで甘い、夏のフルーツの代表格ともいえる桃。スーパーなどにたくさんの品種が並び始めると、甘い香りにつられてつい手を伸ばしたくなりますよね。

桃と一口に言っても、実は「白桃(はくとう)」系、「白鳳(はくほう)」系、「黄桃(おうとう)」系といった品種の系統があります。

その中でも今回は、「白桃系」に分類される品種に焦点を当てて、人気の品種やそれぞれの旬、味わいの特徴、栄養や失敗しない選び方、ネットで桃を購入する際のポイントまで紹介します!

ぜひ、お気に入りの品種を見つけて楽しむ参考にしてくださいね。

白桃とは?白桃の特徴や魅力

「桃」と聞くと、スーパーに並ぶピンク色の果実を思い浮かべる方が多いですよね。ですが、実は桃にはいくつかの分類や系統があり、それぞれ味わいや見た目などの特徴が異なります。まずは、知っているようで知らない、白桃が何を指すのかをわかりやすく整理していきます。

桃の分類と違い

「桃」は、大きく分けると白桃と黄桃の2つに分けられます。これは、白肉種と黄肉種という、植物学的な果肉の色素などでの分類に基づくものです。一般的に、白っぽい果肉を持つ桃全体を指す場合に、この「白桃」という言葉を使います。

一方で、白桃に分類される品種の中で、「白桃系」(はくとうけい)と「白鳳系」(はくほうけい)という系統の分類もあります。その場合、黄桃の品種を「黄桃系」と総称し、品種の系統を3種類に分類します。

この系統の分類と特徴をシンプルに整理すると、次のようになります。

系統 特徴 代表的な品種例
白桃(はくとう)系 白い果肉。果肉が硬めの品種が多い。上品な甘さ。 清水白桃、川中島白桃など
白鳳(はくほう)系 白〜ごくわずかにピンクの果肉。果汁が多く柔らかい品種が多い。甘みが強い。 日川白鳳、白鳳、夢みずきなど
黄桃(おうとう)系 黄色い果肉。濃厚な甘みが特徴。 黄金桃、黄貴妃、つきあかりなど

白桃か黄桃かの大きな分類と、こうした品種の系統でのまとめ方の両方で「白桃」という言葉が使われているんですね。

黄桃と白桃はどちらが甘い?

黄桃と白桃では、品種数は圧倒的に白桃が多く、黄桃をスーパーなどで見かける機会はなかなかありません。缶詰など、加工用に消費されることが多いのが黄桃です。黄桃と白桃はどっちが甘いの?と疑問に思う方もいるかもしれませんが、甘さの質が少し異なります。品種にもよりますが、白桃と黄桃の傾向を比較すると、次のようになります。

特徴 白桃 黄桃
甘みの特徴 上品でさっぱりした甘さ 濃厚でコクのある甘さ
香り 華やか トロピカル
食感 なめらか やや硬め

白桃はジューシーな果汁感が豊かで、すっきりした後味なのが魅力。一方、黄桃はマンゴーのような濃厚さを感じさせる品種も多く、甘みの感じ方がやや強めな傾向があります。

品種数は少ないですが、近年は生食向けの流通も増えているようですので、濃厚な甘みや食べ応えのある締まった果肉感を楽しみたい方には、黄桃もおすすめです。

白桃の価格相場

白桃は、品種だけでなく、等級によっても価格帯が大きく変わります。等級は形や着色の良さ、大きさ、糖度などによって決められます。高級な品種や等級の良い桃は贈答用の需要が高く、1玉で数千円するものもあります。

等級の目安別に見た価格の相場は以下を参考にしてください。

等級の目安 価格の相場(1玉)
家庭用・訳あり 200円〜500円前後
一般的な贈答用 500円〜1,000円前後
最高級のブランド桃 1,500円〜3,000円以上

箱単位では、以下のような価格帯も珍しくありません。

  • 家庭用:約3,000〜5,000円
  • 贈答用:約5,000円〜10,000円
  • 高級品:10,000円越え

特にお中元シーズンなどは、等級の良いものや希少性の高い品種などが高値で取引されます。


白桃の旬はいつ?主な産地と出回る時期

夏を通してスーパーなどで見かける白桃ですが、実は品種によって少しずつ旬は異なります。早生(わせ)の品種から晩生(おくて)の品種まで、リレーのようにしてさまざまな品種の収穫時期が続くため、夏を通して楽しめるのが魅力です。

白桃の旬は7月〜9月頃が中心

桃の主な旬は、7月〜9月頃です。実際には6月下旬頃から早生品種が出回り始め、9月後半までさまざまな品種が楽しめます。

時期によって、食感や甘みなどの特徴も変わるため、その時旬の品種を食べていくことで「旬の味」の移り変わりを味わえるのも、白桃の楽しみ方の一つです。

桃の旬についてさらに詳しく知りたい方は、こちらの記事もおすすめです。


山梨・岡山など、白桃の主な産地

白桃の主な産地としては、山梨や福島、岡山、和歌山、長野などがあります。ここでは特に山梨と岡山をピックアップして、産地としての特徴をご紹介します。

山梨|桃の甘さを育む日本屈指の環境

山梨県は、日本の桃の総生産量の約3〜4割を占める、「桃の王国」と呼べる産地です。

甲府盆地の日照時間の長さと昼夜の激しい寒暖差、そして水はけの良い扇状地という、桃が甘くなるための条件がいくつも重なった、日本屈指の環境で育てられています。

生産量が圧倒的なだけでなく、シーズンを通して「品種のリレー」が途切れることなく続くのも山梨の特徴です。ハウスものであれば5月から、露地ものであれば6月上旬頃から9月頃にかけて、約20もの品種が次から次へと旬を迎えます。

特に代表的な品種としては、以下のようなものがあります。

  • あかつき
  • 川中島白桃
  • なつっこ

岡山|白く美しい高級ブランドの産地

岡山は、白桃系の高級品種を代表ブランドに持つことで知られている産地です。果実に袋をかけて育てる袋がけ栽培を主流としており、白く美しい見た目や繊細な甘みを持つといった特徴から、贈答用として重宝される品が多いのも岡山の特徴です。

代表的な品種としては、以下のようなものがあります。

  • 清水白桃
  • 岡山白桃
  • おかやま夢白桃

おすすめの「白桃系」品種11選!特徴・旬・味わいを紹介

ここからは、白桃の人気品種について、特徴や旬の時期などを見ていきましょう!同じ白桃に分類される品種でも、味わいや食感などそれぞれ違った個性を持っているので、ぜひ気になる白桃品種を見つけてくださいね◎

加納岩白桃(かのういわはくとう)|早い時期に楽しめる、みずみずしい白桃

加納岩白桃(かのういわはくとう)
  • 主産地:山梨県
  • 時期:6月下旬〜7月上旬
  • 糖度:12〜14%
  • 重さ:240g

強い甘味と果汁の豊富さが特徴の品種で、白鳳に似た味わいを楽しめます。果皮の地色は黄緑色で、そこにぼかしたように上品なピンクがかかり、見た目もとても綺麗です。

浅間白桃(あさまはくとう)|果汁たっぷりで甘みを楽しみたい人におすすめ

浅間白桃(あさまはくとう)
  • 主産地:山梨県
  • 時期:7月下旬〜8月上旬
  • 糖度:13〜15%
  • 重さ:250〜350g

浅間白桃は熟すと全体的に赤く色づき、見た目もとても美しいことが知られています。大ぶりで糖度も高いことから贈答用としても人気が高く、どちらかというと硬めの桃に当たります。熟すほどに徐々に柔らかくなり、甘さは硬い時でも十分にあるのが特徴です。

なつっこ|しっかりした果肉と濃い甘みが魅力

なつっこ
  • 主産地:長野県
  • 時期:8月中旬〜8月下旬
  • 糖度:10〜12%
  • 重さ:300〜350g

なつっこは、川中島白桃とあかつきを掛け合わせて誕生しました。両者の良いところを受け継いでいて、とても食味に優れている品種です。果肉は緻密で締まりがあり、酸味はほとんど感じません

一宮白桃(いちのみやはくとう)|上品な甘みと香りを楽しめる人気品種

一宮白桃(いちのみやはくとう
  • 主産地:山梨県
  • 時期:8月初旬〜8月中旬
  • 糖度:13%
  • 重さ:350g前

果汁が豊富で完熟すると手で簡単に皮が剥けてしまいます。果肉は硬すぎず柔らかすぎず、しっかりとした甘さを感じます。また、種の周りが赤く色づいているのが特徴です。

あかつき|甘みと食感のバランスがよい定番品種

あかつき
  • 主産地:福島県
  • 時期:7月〜8月
  • 糖度:12〜14%
  • 重さ:280〜300g

福島の代表的な品種のあかつき。白桃と白鳳を掛け合わせて誕生したサラブレッド的な桃です。白鳳のジューシーさ、白桃のしっかりとした果肉の食感、2つの良いとこどりを楽しめます。最高品質の桃とも呼ばれており、当たり外れの多い果物の中でも、低価格のものでも外れがないのが嬉しいポイントです。

暁星(ぎょうせい)|小ぶりながら甘みが強い早生品種

暁星(ぎょうせい)
  • 主産地:福島県
  • 時期:7月中旬〜7月下旬
  • 糖度:13%程度
  • 重さ:240〜260g

「あかつき」の枝変わりの品種で、1986年に登録されました。一玉の大きさは小玉〜中玉ほどですが、甘味が強く、果肉が緻密で硬めなのが特徴です。

川中島白桃(かわなかじまはくとう)|大玉で食べごたえのある晩生品種

川中島白桃(かわなかじまはくとう)
  • 主産地:長野県
  • 時期:8月中旬〜9月初旬
  • 糖度:13%程度
  • 重さ:250〜300g

「桃の王様」と呼ばれる川中島白桃。その名の通り一玉が大きく、贈答用としても見栄えが良いです。食感は硬めで舌触りがよく、ジャムやスイーツなどに加工しても美味しく食べられる品種です

さくら白桃|晩夏から楽しめる希少な白桃

さくら白桃
  • 主産地:福島県
  • 時期:9月上旬〜9月下旬
  • 糖度:13%前後
  • 重さ:350〜400g

なんといっても「カリッ」とした食感が特徴のさくら白桃。大玉で粒揃いがよく、甘さや香りもしっかり楽しめるので、返礼品や贈答用としても人気の高い品種です。硬めの桃が好きな人におすすめです。

ゆうぞら|日持ちしやすく贈答にも向く品種

ゆうぞら
  • 主産地:福島県
  • 時期:8月中旬〜9月上旬
  • 糖度:13〜14%
  • 重さ:250〜300g

甘さが強く、果肉が緻密で果汁が豊富、なめらかな口当たりが特徴です。しかし、ゆうぞらを生産する農家さんは数が少ないため、なかなかお目にかかれない品種です。

まどか|晩夏を代表する大玉品種

まどか
  • 主産地:山形県
  • 時期:8月中旬〜8月下旬
  • 糖度:13度前後
  • 重さ:300〜350g

まどかはあかつきの自然交雑種として誕生し、あかつきと川中島白桃の間に出回る品種で、果実全体が濃い紅色に染まった外見が特徴の品種です。果肉は緻密でやや硬めですが、熟すと柔らかな食感を楽しめるようになります。甘みもしっかりと感じられ、大玉であるため、この時期のギフトにも重宝される品種です。

夢みずき|大玉でジューシーな山梨オリジナル品種

夢みずき
  • 主産地:山梨県
  • 時期:7月中旬〜7月下旬
  • 糖度:15度前後
  • 重さ:280〜430g

夢みずきは山梨県が浅間白桃と暁星を掛け合わせて開発した品種で、名前の由来ともなっているみずみずしさが特徴です。平均的には大玉な品種ですが、少し左右非対称でいびつな形になることが多く、栽培方法などによって大きさに差が出やすい品種です。果肉は糖度が高く、熟すと手で皮が剥けるほどにやわらかくなります。

好みに合う白桃の選び方

ここまでさまざまな白桃品種を紹介してきましたが、「結局どれを選べばいいの?」と迷ってしまう方も多いかもしれません。そこでここからは、先ほど紹介した11品種を、好みのポイント別に分類して紹介します。

まずは、好み別におすすめしたい品種を一覧でまとめます。

好みのポイント おすすめ品種
甘みを重視 なつっこ、さくら白桃、まどか、夢みずき
やわらかくとろけるような食感が好き 浅間白桃、一宮白桃、夢みずき
少し硬さのあるしっかり食感が好き 川中島白桃、なつっこ、さくら白桃、まどか
甘すぎず、後味さっぱり 加納岩白桃、一宮白桃
甘みと酸味がバランス良く あかつき、暁星
希少な品種や贈答向け ゆうぞら、さくら白桃、一宮白桃、夢みずき

気になる品種はあるでしょうか?以下では、好みに合わせたおすすめの白桃の選び方を詳しく紹介していきます。

甘みを重視するなら、なつっこ・川中島白桃・まどか・夢みずき

とにかく甘い白桃が食べたい!という方には、なつっこや川中島白桃がおすすめです。ただ、甘いといっても、それぞれ味わいのタイプは少しずつ違います。

なつっこは酸味が少なく、「はちみつ」に例えて表現されることもある濃厚な甘さが特徴です。果肉は緻密でしっかりとしているため、硬めの食感が好きな方や、濃い味の桃を楽しみたい方にぴったりです。

一方の川中島白桃は、大玉で食べ応えがあり、後味までしっかり甘さを感じられるのが特徴。果肉はやや硬めなほうですが、なつっこよりもジューシーさがあり、王道感のある桃をしっかり頬張りたい!という方にぴったりです。

比較的新しい品種であるまどかは、酸味が少なく甘みの強い品種です。熟すとやわらかくなりますが、追熟前は緻密な果肉の食感が楽しめます。

夢みずきはまどかよりさらに新しい品種で、山梨県でのみ栽培されています。果汁が多く、強い甘みに加え、みずみずしさが特徴の品種です。追熟するととろっとやわらかくなるため、やわらかめの食感が好きな方にぴったりです。

「濃厚な硬め系」ならなつっこやまどか、「ジューシーな大玉」なら川中島白桃や夢みずきを選んでみてください◎

やわらかい食感が好きなら、浅間白桃・一宮白桃・夢みずき

白桃ならではのとろける食感を楽しみたいなら、浅間白桃や一宮白桃がおすすめです。

浅間白桃は、果汁が豊富で、熟すにつれてやわらかくなっていく品種です。まだやわらかくなりきっていない状態でも、甘みは十分に感じられるため、自宅で追熟しながらお好みの食感のタイミングを狙って楽しめます。

一方の一宮白桃は、上品な香りと口当たりのやさしさが魅力。こちらも完熟するとやわらかくなり、果汁たっぷりのなめらかな食感が楽しめます。

夢みずきは浅間白桃の血を引く大玉の桃で、完熟すると、非常にやわらかくなめらかな口当たりになります。酸味がほとんどなく、甘みとみずみずしさを楽しむことができます。

追熟させて食感の変化を楽しみたいなら浅間白桃、口当たりのやわらかさと香りの上品さを求めるなら一宮白桃、大玉の満足感と酸味の少なさを重視するなら夢みずきを選んでみてください◎

しっかり食感を重視するなら、川中島白桃・なつっこ・さくら白桃

やわらかい桃も良いけど、噛んだ時の食感が楽しめるしっかりした桃が好きという方には、川中島白桃やなつっこ、さくら白桃がおすすめです。

川中島白桃は、「桃の王様」と呼ばれることもある大玉品種。果肉もしっかりしているので食べ応えがあり、硬めながら舌触りのなめらかさも特徴にあげられます。

なつっこは、緻密でしまった果肉と濃厚な甘さが特徴の品種。シャキッとした硬めの桃が好きだけど、甘さも重視!という方にぜひ試してほしい品種です。

さくら白桃は、きめ細かくカリっとした肉質を感じられる独特な食感が魅力の品種です。晩生品種ならではの濃厚な甘みも持ち味で、食感と香りを楽しむことができます。またさくら白桃は比較的希少性が高く、ちょっと特別感のある桃を探している方にもおすすめです。

「王道の硬め食感の桃」なら川中島白桃、「濃い甘み重視」ならなつっこ、「カリッとしたクセになる食感」が気になるならさくら白桃を選んでみてください◎

さっぱりした後味を重視するなら、加納岩白桃・一宮白桃

みずみずしく爽やかな桃が好きという方には、さっぱりとした甘さが特徴の加納岩白桃や一宮白桃がおすすめです。

加納岩白桃はシーズン初期に出回る早生品種に特徴的なみずみずしさが楽しめます。果汁が豊富で、後味が比較的軽やかなのも特徴です。熱くなってくる時期に、さっぱりと食べやすい品種です。

一方、一宮白桃は上品な甘みと香りが特徴的な品種です。糖度は高いのですが、豊富な果汁と香りで、品の良い後味が楽しめます。市場での流通量が比較的少ないため、贈答用やちょっと特別な時のお楽しみにも最適です。

「初夏らしい爽やかさ」を楽しむなら加納岩白桃、「甘さと上品さのバランス」を楽しむなら一宮白桃を選んでみてください◎

甘みと酸味のバランスを重視するなら、あかつき・暁星

白桃は甘みのイメージの強いフルーツですが、甘いだけじゃなく適度な酸味も楽しみたいという方には、あかつきや暁星がおすすめです。

あかつきは果汁感、甘み、酸味のバランスが非常によく、誰にとってもきっと「王道」と感じられる桃らしい味わいの桃です。

暁星は、小ぶりながら味がしっかりと濃いのが特徴です。緻密な果肉はやや硬めの食感で、甘みが強い中にもほどよい爽やかさが感じられます。

「万人受けする桃」ならあかつき、「味の濃さ」を楽しみたいなら暁星を選んでみてください◎

旬の時期で選ぶなら、早生・中生・晩生をチェック

白桃は、品種によっても旬を迎えている時期が異なります。時期を意識しながら品種をえらぶと、桃の旬をさらに楽しみやすくなります。

桃の流通時期は一般的に「早生」、「中生」、「晩生」に分けられます。以下に、それぞれの時期の特徴の違いと、代表的な品種をまとめます。

早生(わせ)|6月下旬〜7月頃

みずみずしく爽やかな味わいが特徴で、白桃シーズンのスタートを楽しめる時期です。

  • 特徴:果汁が多く、さっぱりした甘さ
  • 食感:やややわらかめ〜ジューシー
  • 代表的な品種:加納岩白桃、日川白鳳

中生(なかて)|7月下旬〜8月中旬頃

白桃が最もたくさん出回る旬のピークで、さまざまな品種が楽しめる時期です。

  • 特徴:甘み・果汁・香りのバランスが良い
  • 食感:やわらかめ〜しっかり系まで幅広い
  • 代表的な品種:あかつき、浅間白桃、一宮白桃

晩生(おくて)|8月下旬〜9月頃

シーズン終盤に登場する品種で、濃厚な甘みと食べ応えが特徴です。

  • 特徴:糖度が高く、コクのある味わい
  • 食感:しっかり・硬め寄り
  • 代表的な品種:川中島白桃、さくら白桃、ゆうぞら

白桃を通販・ふるさと納税で選ぶときのポイント

ここまで白桃の品種や旬の時期、味わいなどの特徴、そして好み別のおすすめ品種などを紹介してきました。

桃はスーパーでもよく見かける身近なフルーツですが、通販やふるさと納税の返礼品でも人気の高いフルーツです。ただし、ネット購入の場合は実物を見て選べないこともあり、幾つかのポイントを押さえておくことが大切です。

ここでは、白桃をネットで購入する際にチェックしたいポイントをお伝えします。

届く時期と品種名を確認する

白桃は旬の時期が限られているため、通販やふるさと納税でも「予約販売」であることも多いです。そのため、次のような店頭での購入との違いがある場合もあります。

  • 注文時点ではまだ収穫前
  • 注文から数週間〜数ヶ月後に発送
  • 収穫状況などによって発送時期が前後する

また、発送時期に応じて品種が変わることもあるため、以下の観点からも商品ページを確認するのがおすすめです。

  • 品種は特定かもしくはおまかせか
  • 発送時期はいつ頃か

お目当ての品種が決まっている場合は、品種がしっかりと明記されたページで購入するようにしましょう。その産地で、旬の品種をおまかせで食べたいという場合は、品種指定のない商品を選択するのもいいですね。

等級・玉数・内容量を確認する

同じ品種であっても、等級によって価格や見た目などが大きく変わります。等級の基準はさまざまですが、代表的な目安は以下の通りです。

  • 特秀:見た目・味ともに最上級。贈答向け
  • 秀:見た目・味ともに良好で、ギフトにも使われる標準的な上位品
  • 優:見た目に少し不揃いがあることも。家庭用として
  • 訳あり:キズや変形がある。味は同等なことが多い。

さらに、意外と戸惑いがちなのが「玉数」と「内容量」です。通販などでの桃は箱売りが一般的で、以下のような容量で販売されていることが多いです。

  • 2kg(約5〜8玉)
  • 3kg(約8〜12玉)
  • 5kg(約12〜18玉)

特に1玉の重さや大きさには品種による違いも大きいため、玉数が多いほうが良いとは限らず、玉数が少ないということは大玉で、玉数が多いということは小ぶりかな、と判断する材料にしましょう。贈答用などで見栄えを重視したい時には特に、この玉数と内容量を確認して注文するのも良いかもしれません。

贈答用なら見た目や箱入り商品を選ぶ

お中元やギフトとして白桃を贈る場合は、味だけでなく見た目の美しさも気になりますよね。

贈答用の白桃を選ぶ際に重視したいポイントは、次のようなものがあります。

  • 傷や色ムラが少ない
  • サイズや形がそろっている
  • 化粧箱など梱包に高級感がある

見た目の美しさについては、等級やその基準をしっかりと確認することで、贈答用に失敗のない商品が選べます。また、通販サイトによってはギフト包装や熨斗(のし)対応があるため、用途に応じて選ぶとさらに安心です。

白桃に含まれる栄養と体にうれしいポイント

白桃の可食部100gあたりに含まれる主な栄養成分は、以下の通りです。

栄養成分 含有量(可食部100gあたり)
エネルギー 38kcal
水分 88.7g
糖質 8.4g
たんぱく質 0.6g
水溶性食物繊維 0.6g
不溶性食物繊維 0.7g
カリウム 180mg
葉酸 5μg
ビタミンC 8mg

白桃には、整腸効果のある食物繊維や、体内の余分なナトリウムの排出を助けるカリウムなどの栄養成分が豊富に含まれています。また、水分が多くみずみずしいので、暑い時期の水分補給にもぴったりです。

「甘いから糖質やカロリーが気になる」という方もいるかもしれませんが、実は果物の中では糖質が控えめなのも、白桃の嬉しいポイントです。

水分が多く、夏のおやつにもぴったり

白桃は他のフルーツと比較しても水分率が高く、果汁が非常に多いフルーツです。そのため、暑さで食欲が落ちやすい夏でも食べやすく、年代を問わず、さっぱりとした間食やデザートとして取り入れやすいのも魅力です。

また、白桃には水分と同時に、重要なミネラルの一種であるカリウムが含まれています。カリウムは体内の余分なナトリウムの排出を助ける栄養素です。夏は冷たい麺類などで意外と塩分(ナトリウム)を多く摂りがちですが、カリウムはそのような食生活をサポートする栄養素のひとつです。

  • 食欲がない日の軽い朝食代わり
  • 夕食後のさっぱりしたデザート
  • 汗をかいた後のおやつ

などなど、日常のさまざまなシーンで取り入れやすいフルーツです。

ただし、冷やしすぎると香りや甘みが感じにくくなるため、食べる1〜2時間前に冷蔵庫に入れる程度で楽しむのがおすすめです。

食物繊維などの栄養成分を含む

白桃には、性質の異なる2種類の食物繊維がバランスよく含まれています。なかでも注目したいのが、バナナやメロンと比べても豊富に含まれている水溶性食物繊維(ペクチンなど)。水分を抱え込んでゼリー状になる特徴があり、デリケートなお腹の環境を優しく整えてくれます。

一方で、水分を吸収して膨らみ、腸の運動を心地よく刺激してくれるのが不溶性食物繊維です。この2つをバランスよく摂ることで、毎日のすっきりとしたお腹の調子を内側からサポートしてくれます。

ちなみに、抗酸化作用を持つビタミンCや、赤血球の形成を助ける葉酸などは、キウイやイチゴに比べると少し控えめです。ですが、あのとろけるような甘さを楽しみながら、体に嬉しい栄養も「おまけ」として一緒にチャージできると思えば、なんだか得した気分になりますよね。

食べすぎには注意し、適量を楽しむ

みずみずしく、いろいろな栄養が含まれる桃ですが、食べ過ぎには注意が必要です。

農林水産省などが推進する「毎日くだもの200グラム運動」では、1日200g程度の果物を摂取することを推奨しています。中サイズの白桃1個はちょうど200gほど。つまり、白桃なら1日1個程度が体に優しく食べられる適量の目安です。

また、人によっては一度にたくさん食べるとお腹がゆるくなることもあるため、適量を意識しながら楽しむのがおすすめです。

まとめ|旬や品種の特徴を知って、好みに合う白桃を選ぼう

白桃の中でも品種によって見た目や味わい、出回る時期もさまざま。生産量が少ない品種も多くあるので、その時の出会いを大切に、いろんな白桃に手を伸ばしてみましょう。桃好きの人は”桃のルーツ”とされる白桃をぜひ改めてご賞味下さい!

JAフルーツ山梨では、甘くてみずみずしい桃を旬の時期に合わせてお届けしています。生産量日本一を誇る山梨県産の桃は、豊かな自然と昼夜の寒暖差の中でじっくりと栄養を蓄え、1個1個に甘みが詰まっています。産地自慢の高品質な桃を逃さずゲットしたい人は、ぜひJAフルーツ山梨の公式サイトをチェックしてくださいね!

参考サイト




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